『いじめを目撃した！！』⇐どうするのが正解？？

いじめを目撃してしまった！！

みなさんなら、こんなときどうしますか。「先生に報告する」というひともいれば、「見て見ぬふりをする」といったひともいるでしょう。

そこで今回は、こんな風にいじめを目撃してしまった際の最適な行動をひとつひとつ考えていくこととしましょう。

先生に報告する

これが何よりも重要で、最優先事項です。

いじめの現場に遭遇してしまったら、まずは先生になるべく早く相談するようにしてください。

これにより、日ごろから先生による監視の目を増やすこともできますし、それが結果的にいじめ行為の減少につながる可能性だってあります。

そして何より、あなたが直接的にいじめに巻き込まれる危険性がなくなります。

証拠を残す

いじめの現場に遭遇した時、もし手元にスマートフォンなどがあるのであれば証拠を残すことも大変有効といえるでしょう。

いじめの被害者が加害者を訴えるときなどに利用できますし、先生にいじめの報告をする際に証拠も同時に提出することによって緊急度も知らせることができます。

ただし、録画している姿をいじめ加害者に見られてしまった場合には、あなたが被害者になってしまうかもしれませんので、確実に安全な場合のみ、証拠を押さえたほうがいいでしょう。

見て見ぬふりをする

これはまったくおすすめできません。

当たり前ですが、あなたが目撃したいじめがなくなることもありませんし、状況が改善されることもありません。

それに加えて、「私が何かしていれば…」とのちのち後悔する羽目になるかもしれません。

そのような可能性を考慮すると、少なくとも「見て見ぬ振りをする」のは悪手と言わざるを得ません。

直接注意する

目の前で人間がいじめられているのを見ると、どうにか止めたくなるのはごく自然な感情です。

しかし、何の考えもなしに直接いじめの加害者に注意してしまうと、あなたがいじめの標的になってしまったり、さらにいじめが過激化してしまうことだってあります。

次は誰にも見られないようにするために、より隠れた場所でいじめ行為をするようになるかもしれません。そうなると、もう手の付けようがなくなってしまいます。

いじめを止めたら私がターゲットになってしまいました。(中略)

普通に話してくれていた子に話しかけても無視されるようになりました。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14160108149

直接いじめを注意した結果、上に示したようにいじめのターゲットになってしまったひともいます。

そのため、あなたの安全が確実に守られている場合を除いては、直接注意することは避けたほうがよいでしょう。

被害者に寄り添う

放課後やSNS上などで、個人的に被害者にコンタクトをとることによって被害者のケアをすることも有効です。

これにより、具体的ないじめの内容を知ることができたり、それらの情報をもとに適切な対策をとることができるようになります。

そしてなにより、被害者の精神的な拠り所を作ることができるようになるかもしれません。

また、被害者にSOSダイヤルの存在を教えることにより、被害者本人からのいじめの告発を促すことができます。

いじめ問題やその他の子供のSOS全般に悩む子どもや保護者等が、いつでも相談機関に相談できるよう、都道府県及び指定都市教育委員会が夜間・休日を含めて24時間対応可能な相談体制を整備

https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm

まとめ

昨今のいじめはスマートフォンの普及などによって、多種多様になっています。そのため、アプローチ方法も慎重にならなければいけません。

そのため、今回紹介した方法も単体で試すのではなく、いくつか組み合わせることでより効果的に働くかもしれません。