今まで頑張ってきたけど、
いい加減部活やめたい…
テニスよりやりたいものができた…
部活やってても楽しくないな…
彼らのような悩みを抱える学生は多く存在していると思います。
しかし、本当にやめていいのか決断に困ったり、やめると決心したのに顧問の先生が怖くて言い出せなかったりで、実際に退部できていない人も数多いことでしょう。
そんな悩めるあなた方に、こんなときどうすればよいかを実体験を交えて解説していきます。
(基本、)やめたいと思ったらやめるべき
ぐだぐだ部活を続けるのはもったいない!!!!
モチベーションがない状態で続ける部活に捧げる時間は無価値です。
- 「こんなことも続けられないなんて、社会で通用しない」
- 「将来のいい思い出になるよ」
- 「自分で入部するって決めたんだろ」
中にはこんなことを言ってくる人もいることでしょう。
こんなセリフに騙されてはいけません。
「こんなことも続けられないなんて、社会で通用しない」
部活すら続けられないなんて、
社会で通用しないぞ!!!
いかにも体育教師が言いそうなセリフですが、このようなことを言われたことがある人も多いでしょう。
結論から言いますと、部活をやめるほどの継続力でも社会で通用します。
厚生労働省の実施した、令和3年雇用動向調査によれば、20代の転職率はおよそ3割程度で推移しています。
https://www.tosho-trading.co.jp/career/20dai-tenshokuritsu
20代の社会人ですら、約30%が転職している状況です。
そもそも、同じことを続けること自体に何らかの意味があるわけではありません。
むしろ、現在置かれている環境が自分に合っていないと思うなら、すぐに環境を変えることが大事になる時代です。
そして、現代社会をうまく生き抜いていくにはそのような決断力や行動力が必要です。
「将来のいい思い出になるよ」
その苦痛こそが
将来のいい思い出になるんだよ
いいえ、なりません。いや、場合によるといったほうがいいでしょうか。まず、部活における苦痛は、大きく2種類あります。
甲子園に行きたい!
でも、練習キツすぎてやめたい
友達との練習楽しすぎ!
でも毎日練習はキツイな
たかしくんの場合は、甲子園に行くという目標に向かって練習をしているため、将来のいい思い出になるかもしれません。
結果的に甲子園に出場できれば、かなりいい思い出になるでしょうし、出場できなくても「あの頃きつかったよな」みたいな感じで仲間と思い出を共有できるでしょう。
また、こうじくんの場合も、友人とともにテニスをすることに楽しさを感じているので、「あの頃はキツかったけど楽しかったよね」といい思い出になるでしょう。
このふたりのような場合、部活をやめるという決断は少し慎重になったほうがいいかもしれません。
まったく野球楽しくないし、
何のための練習かわからない
友達ともうまくいってないし、
練習がまったく楽しくない
こうせいくんの場合、苦しい練習を乗り越えた先にはなにもありません。
そもそも、目標がないので惰性で続けているだけですし、この状態で部活動を続けても「あの練習はよかった」なんて思える日は来ません。
短パンくんの場合、まず将来思い出を共有する相手がいません。
思い出は友人と共有してなんぼです。将来、ひとりで今の苦しい練習の記憶を思い出して「楽しかった」と思えると思いますか。
「自分で入部するって決めたんだろ」
お前が自分で入部するって決めて
入部したんだろ??
これについては、だからやめるのも自分の判断だと言えば解決です。
自分の意志で始めたことを最後までやらなければいけないという意見は理解しがたいです。
自分で始めたのは事実だが、やって見たら自分に合わないことが発覚したのでやめる。
それだけです。気にする必要はありません。
顧問が怖くて言い出せない
顧問の先生が怖くて言い出せない…
その気持ち、よくわかります。怒られるかも、とか、怒られないにしても、なにかしら言葉で詰められるかも、みたいな不安が襲ってきますよね。
そんなときは、話しやすい担任の先生や保健室の先生に相談してみましょう。
ほかの先生を経由して退部したい意を顧問に伝えるのです。
意外と先生方も協力してくれますし、安心して退部の手続きに進むことができます。
また、他の教員を巻き込むことにより、顧問は退部を止めにくくなりますし、何かしらのトラブルが起きた際、助けてくれる可能性がより高くなります。
他の部員と気まずい
他の部員と気まずくなってしまいそう…
あなたも彼と同様の悩みを持っていることでしょう。
今までは「部活」という共通の話題で仲良くなった友達を失ってしまう、と考えているかもしれません。
しかし、現実は意外と優しいものです。
あなたとお友達の関係が、現時点で以下のような状況ならば、退部しても友情は続くことでしょう。
- 部活外でも会話している(ネット含む)。
- たまに一緒に外出したり、外食したりしている。
- 友だちも部活にそこまで一生懸命じゃない
それでも気になる場合は、事前に友達に「部活辞めたいんだけど」と相談してみてください。
相談したときの相手の反応を見てから実際に退部するかどうか決断したほうが確実でしょう。
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